【助産師や看護師の転職活動】現場の視点で徹底解説！初心者でも成功率をアップさせる方法

 2024.11.15更新

助産師や看護師として転職を考えているが、何から始めれば良いか分からず悩んでいる人が多いです。転職活動をする際は、正しいステップを踏まないと、ミスマッチが生じるので注意が必要です。この記事では、転職活動の基本的な考え方と手順を具体的に解説します。

記事を読むことで、助産師や看護師の転職活動の流れと必要な準備が明確になります。転職を成功させるための具体的なアドバイスを知り、自信を持って転職活動を進められるようになりましょう。

助産師や看護師が転職活動を始める前に知っておくべきこと

転職活動を成功させるためには、事前に押さえるべき重要ポイントがいくつかあります。まずは自分が転職を考える理由を明確にすることが大切です。理由は人によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

転職活動には時間とコストがかかるため、経済的な準備も欠かせません。転職活動中の生活費や、転職活動が失敗した場合の中期的な資金計画も含まれます。現在の職業市場の動向をリサーチし、自分のスキルや経験が市場でどのように評価されるかを把握することも重要です。

どの職種や業界が自分に適しているか、どこに求人が多いかなどを理解するのに役立ちます。転職にかかる時間も見積もって、より計画的な活動ができるようにしましょう。家族やパートナーとの話し合いを通じて、理解とサポートを得ることも転職成功の鍵となります。

転職活動は新しい職を探すだけでなく、キャリアを見つめ直し、将来に向けた大きな一歩を踏み出す機会です。適切な準備と理解をもって臨むことが、スムーズな転職へとつながるでしょう。

近年の転職市場の動向

近年の転職市場の動向は、以下のとおりです。

新型コロナウイルスの蔓延やZoomの普及などにより、リモートワークやフレキシブルな勤務体系が増えました。IT分野における人材需要の高まりや、フリーランスなどの雇用形態が増えるなどの変化も起きています。

転職市場の動向を把握することは、転職を考える人にとって重要です。動向を把握できれば、自分のキャリアの方向性が決めやすくなるため、効果的な転職計画を立てるのに役立ちます。

テクノロジー関連のスキルが重視される傾向にあることは、転職活動で自分のスキルをどうアピールするか考えるうえで重要です。多様性を重視する企業の増加は、異なる背景や経験を持つ人々にとって、新たなチャンスになっています。

終身雇用は、大手企業であるトヨタですら難しいとされています。転職をしたとしても、さらに転職するのを前提としたキャリアアップを目標にするのがベストです。

助産師や看護師の転職市場の現状

転職を考える助産師や看護師にとって、現在の転職市場がどのような状況にあるかを理解することは、キャリア選択において非常に重要です。助産師や看護師の需要が高い理由と不足の背景を説明します。勤務地や業務内容を見極めることで、自分に合った職場環境を選ぶ参考になります。

需要が高い理由

助産師は少子化が進む一方で、依然として高い需要があります。医療施設や自治体が出産から子育てまでのサポートを重視していることが背景にあります。妊産婦が安心して出産を迎えるためには、助産師が提供する手厚いケアが不可欠です。特に大都市圏では病院勤務、地方では助産院やクリニックなどの施設での需要が高まっています。

高齢化社会が進行する日本では、医療・介護の需要が急増しており、それに伴って看護師の需要もますます高まっています。急性期病院、介護施設、訪問看護の分野での需要が顕著です。新型コロナウイルス感染症の影響で、感染管理を担う看護師や、地域で在宅医療を支える看護師への期待が増していることも、需要が高い背景となっています。

不足している地域とその背景

助産師が不足している地域では、産科施設自体が少ないケースが多く、助産師の配置が難しい背景があります。こうした地域では助産師の負担が重くなりやすく、スタッフの定着率も低くなる傾向にあります。この状況を理解しておくことで、自分に合った転職先を選ぶ際の参考にできます。

地方や過疎地では特に看護師不足が深刻です。医療機関の数が限られているだけでなく、看護師一人あたりの業務負担が重いため、離職率が高くなる傾向にあります。都市部でも夜勤のある病院や重症患者を多く抱える施設ではスタッフ不足に悩んでおり、現場で働く看護師の負担軽減が急務です。

転職のメリット・デメリット

転職には多くのメリットがあります。新しい環境で働くことで、スキルや知識を習得する機会が増え、キャリアアップや収入が増加する可能性が高いです。自分に合った労働環境や企業文化に出会えるチャンスもあります。仕事に対するモチベーションを向上させ、転職成功時には大きな達成感や自己成長を感じることが可能です。

デメリットとしては、時間と労力を要し、精神的な負担も大きい点が挙げられます。新しい職場での人間関係や業務への適応に苦労することもあり、期待していた職場環境と異なる場合も。転職先が期待に応えなかった場合は、再転職が必要になるケースもあります。

転職を考える際には、上記のメリットとデメリットをしっかりと理解し、慎重に決断を下すことが重要です。

助産師や看護師が転職する主な理由

助産師や看護師が転職を決意する一般的な理由について説明します。以下のような理由が多く見られます。

より高い給与や待遇の向上

給与は勤務先によって差があり、福利厚生も含めて待遇の違いが生じることがあります。大規模な総合病院と小規模なクリニックでは給与体制や手当の充実度が異なるため、待遇向上を目指して転職を考えるケースが増えています。

ワークライフバランスの実現

特に夜勤やオンコールが続くと、生活リズムの調整が難しくなることから、より安定した勤務形態を求める助産師や看護師も多いです。家族や自身の健康を考慮し、働き方改革やフレキシブルな勤務体系を提供している施設への転職が増えています。

キャリアアップや専門性の追求

医療従事者としてのスキルや専門性をさらに高めるために、より専門的な業務が行える助産院や、独立開業を見据えてスキルを磨きたいと考えるケースもあります。意欲的な理由での転職は、自分の成長を考えるうえでも重要なポイントです。

助産師や看護師が転職する際の注意点

転職を考える際には、助産師や看護師としての特性を考慮しつつ、一般的な転職活動とは異なる点を把握しておくことが重要です。助産師や看護師が転職を成功させるために特に注意すべきポイントを以下に挙げます。

常勤・非常勤の違いを理解する

常勤は安定した収入やキャリア形成の一貫性が期待できますが、夜勤やオンコールなどの負担が大きくなることがあります。非常勤では勤務時間を調整しやすい反面、収入が不安定になりやすいです。

職場環境の調査を徹底する

転職先の給与や勤務時間、休暇制度、福利厚生を具体的に確認してください。職場の方針や文化が自分に合うかどうかも見極めましょう。助産師の場合は「自然分娩の方針かどうか」、看護師の場合は「病棟の看護体制」や「スタッフの配置基準」などがポイントです。

実際の雰囲気や働きやすさは、求人票だけでは分かりにくいものです。同僚や転職エージェントを通じて情報を集めたり、見学や面談を通じて具体的な働き方をイメージすることが大切です。

スキルと経験を正確に把握する

自分の強みやスキルを明確にし、それがどのように新しい職場で活かせるかを考えましょう。助産師であれば分娩介助件数や妊産婦ケアの経験、看護師であれば特定の診療科や在宅医療でのスキルがアピールポイントになります。

転職先で新しい技術や知識を学ぶ機会があるかも考慮してください。助産師なら母乳育児相談や地域支援活動、看護師なら認定看護師や専門看護師資格の取得支援がある職場は、長期的なキャリア形成に役立ちます。

転職活動に役立つ自己分析とキャリアの棚卸し

自己分析とキャリアの棚卸しは、看護職の転職活動において重要になります。スキルや経験、価値観を深く理解し、転職市場でどのように活かすかを明確にする作業です。転職を成功させるためには、自己の能力や適性を正確に把握しておくことが重要です。

自己分析の方法

自己分析は転職活動の成功に非常に重要です。自分の強みや弱み、キャリアでの成果、学んだことを理解することが、適切なキャリアプランを立てるために役立ちます。特に効果的な方法がSWOT分析です。SWOTとは、それぞれの英単語の頭文字を指しています。英単語と日本語に訳したときの意味は以下のとおりです。

SWOT分析をするメリットは、自分では気がつけなかった強みや、改善すべき弱みが明確になる点です。自分の置かれている環境から得られる機会や、予期していなかった脅威からの対応を考えることも可能です。自己分析のプロセスを定期的に取り入れることで、自己成長を促すための指針として活用できます。

4つのうち思い浮かばないものがある場合は、子どものころの経験や経歴などを振り返ると見つかることがあります。具体的な業務での成果や学んだ内容のリストアップも有益です。どの環境や業務で、最も効果的に働けるかが明らかになります。

キャリアプランを棚卸しする方法

キャリアプランの棚卸しとは、これまでの経験やスキルを振り返り、何が得意で何を改善すべきかを整理する作業のことです。自分がどこに立っているのかを明確にし、目指す方向性を見つける土台を築くことができます。

キャリアプランの立て方も、将来の職業生活において重要です。自分自身の強みや価値観をしっかりと評価することが大切です。何に情熱を感じ、どの分野で能力を発揮できるのかが明確になります。長期的なキャリア目標を定めるために、自分が何年後にどのような地位にいて、どのような成果を上げたいかを具体的に考えます。

長期目標を設定した後は、達成するために必要な短期目標を段階的に設定しましょう。具体的には、特定のスキルや資格を習得するために、どのような学習計画を立てるかなどが挙げられます。

キャリアプランを進めるにあたっては、計画の進捗を定期的に評価して、必要に応じた調整をする柔軟性も重要です。市場の変化や状況に応じて計画を見直すことは、最適なキャリア選択につながります。

» 転職に役立つ！助産師の自己分析の方法を詳しく解説！

転職活動のスケジュール

助産師や看護職が転職活動を効率的に進めるためには、適切なスケジュール管理が重要です。計画的な活動を心がけることで、ストレスなくスムーズに転職できます。理想的な転職活動前のスケジュールは以下のとおりです。

近年、筆記試験よりも面接を重視している企業が増えています。しっかり対策を行ったうえで、本番に臨みましょう。

面接に合格したら内定を獲得できるため、条件交渉や入社日の調整に移ります。現職への退職手続きについては、条件交渉などが終わったらすぐに伝えましょう。上記のスケジュールを参考に、状況に合わせて柔軟に調整することが大切です。

助産師や看護師の転職活動：情報収集の仕方

転職活動を成功させるには、しっかりとした情報収集が不可欠です。情報が豊富であれば、キャリアプランに合わせて最適な選択が可能になります。具体的な情報収集について、以下にわけて解説します。

業界研究

業界研究は、成長率や将来性を調査して、長期的に安定しているかどうかを判断することが重要です。主要市場のシェアや、業界特有の新技術には何があるかを学ぶことで、競争の状況や技術進歩の速度を理解できます。業界の課題やリスク要因の特定は、面接時に業界の問題点にどのように対処するかを示すのに役立ちます。

雇用状況や求人数の動向を把握すれば、求める職種の求人がどの程度あるかも判断できます。

応募先の探し方

応募先の探し方については、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントを利用すると、転職活動を行う際に多くのサポートを受けられます。求人へのアクセスが豊富で、自分では見つけられない非公開求人を紹介してもらえることも多いです。

職務経歴書の添削や面接対策もあるため、質の高い人材として自信を持って応募できるようになります。転職エージェントによっては、給与や待遇の交渉を代行してくれるエージェントもあります。より良い条件で転職したい方には活用必須です。
»徹底比較！助産師におすすめの転職エージェント
»徹底比較！看護師におすすめの転職エージェント

転職に必要な応募書類の作成

転職に必要な応募書類は以下のとおり。

履歴書

履歴書は転職活動でとても重要な書類。正確かつ最新の情報を記載するのが常識です。履歴書には写真を貼り付ける必要がある場合が多いため、印象の良い写真であることも重要です。履歴書を作成する際には、提出先の業界や企業に応じて適切なフォーマットを選ぶ必要があります。

事前に調査を行って、最適な書き方を選ぶことが望ましいです。履歴書の質を高めるためには、丁寧な筆記と整理されたレイアウトが必要です。応募先に良い印象を与えられれば、選考で有利にはたらくため、気合いを入れて記入しましょう。

» キャリアアップにつながる助産師の履歴書の書き方

職務経歴書

職務経歴書も、転職活動において重要な書類です。採用担当者があなたの職務経験やスキルを理解する最初のツールとなります。正確で効果的な職務経歴書を作成することで、あなたのキャリアが適切に評価される可能性が高まります。

職務ごとに業務内容を具体的かつ簡潔に説明し、応募先にどのような価値を提供したかを強調すると効果的です。使用した技術やツール、取得した資格や研修経歴も記載し、専門性やスキルを前面に出すと良いでしょう。提出前には、第三者に見てもらい、ブラッシュアップをして内容の精査を行うことも忘れないでください。

» 専門性と信頼性を伝える助産師の職務経歴書の書き方

転職を成功させる面接対策

転職を成功させるための面接対策として、以下の2つが重要になります。

事前準備

面接で成功するためには、事前準備が重要です。自分の強みや経験を明確に表現できるよう準備することが求められます。面接官の質問に対して自信を持って答えられるように対策しましょう。具体的には、面接でよく聞かれる質問をリストアップして、自分の言葉で答えを用意しておくことが効果的です。

何度も模擬面接をしてブラッシュアップすれば、面接当日には落ち着いて能力や適性をアピールできます。

当日の流れの把握

面接当日はスムーズに進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

»面接成功の秘訣！助産師の体験談と対策

内定後の流れ

内定を受け取った後の流れをスムーズに進めるために知っておくべきことは、以下のとおりです。

内定受諾と条件交渉

内定を受けた後は、労働条件を確認し、必要に応じて条件交渉を行うことをおすすめします。具体的に確認しておくべき内容は以下のとおりです。

最低でも上記5つを確認すれば、働き方や金銭面のトラブルを避けられます。満足できる職場環境で長期的に働ける環境を築くために、譲れない部分は交渉しておきましょう。条件に不満がある場合は、具体的な理由を挙げて改善を求めることが重要です。

ただし、希望していた状況との差異については、理屈で攻められる部分に限定しておくべきです。理由もなく内定先に改善を求めることは、内定取消の可能性があるため注意する必要があります。交渉時に高圧的な態度を取るのはNGです。

相手を尊重したやわらかな口調で交渉することが大切です。交渉がスムーズに進み、受諾する条件が決まったら、正式な内定受諾の意志を書面で通知します。双方の合意が正式に形成されるため、新しい職場での勤務開始がスムーズに行えます。

退職手続きと入社手続き

退職手続きは、退職届の提出や退職日の確定だけでなく、業務の引き継ぎも含まれます。手続きは内定受諾後すぐに行うのが適切です。新しい職場への入社手続きも重要です。場合によっては、入社前研修が設けられている場合もあるので、先方に確認しておきましょう。

»助産師や看護師が 退職を伝えるタイミングと注意点、伝え方を解説！
» 助産師や看護師の退職手続きの流れを解説

新しい職場にスムーズに馴染むためのコツ

転職後、新しい環境に早く馴染むためには適応力が必要です。看護職としてキャリアを築いていくためにはスキルアップも欠かせません。職場にスムーズに馴染むためのコツとスキルアップ方法について説明します。

転職後、まずは最初の3ヶ月間がとても重要です。新人教育やオリエンテーションを活用し、スムーズに適応できるようにしましょう。

最初の3ヶ月間で意識すべきポイント

転職先の職場にはそれぞれ異なる文化があるため、最初の3ヶ月間は特に慎重に適応することが求められます。挨拶や報告・連絡・相談を徹底することで信頼関係を築くのがポイントです。

助産師や看護師は患者さんやその家族とのコミュニケーションが多いため、温かい態度で接することも職場に馴染むためのコツです。

オリエンテーションで確認すべきこと

新しい職場で行われる教育やオリエンテーションでは、業務の流れ、使用する機器の操作方法、連絡体制などをしっかりと確認しましょう。施設ごとに取り組み方が異なるため、不明な点があれば積極的に質問する姿勢が大切です。

転職活動に役立つQ&A集

助産師や看護師が転職活動を進める際に、よく出る質問や疑問点についてまとめました。

助産師転職のタイミングはいつがベスト？

繁忙期を避けて転職活動を行うと、業務に支障を来さずに進められます。一般的に産科の病院や助産院では、夏季（7〜9月）や冬季（12〜2月）は出産数が多く忙しくなる傾向があるため、その時期を避けると余裕を持った転職活動が可能です。

求人の多い時期は新年度が始まる4月や10月が多く、内定後のスムーズな引き継ぎも行いやすくなります。このタイミングでは求人数も増えるため、自分に合った職場を探しやすいメリットがあります。

看護師転職のタイミングはいつがベスト？

看護師の求人は、年度末や年度初め（特に3月〜4月、9月〜10月）に増加する傾向があります。年度末は職場の異動や退職が多く、新年度に向けた人員補充が行われるためです。これらの時期は採用活動が活発になるため、転職の選択肢も増えやすく、希望の条件に合う職場を見つけやすくなります。

求人のタイミングだけでなく、自分が「転職に向けてしっかり準備ができた時」が最適です。キャリアアップを目指す場合には、スキルや資格を整えてから転職活動を始めるのもよいでしょう。転職先での人間関係や新しい業務に適応しやすいように、気持ちや体調が整っているタイミングを見極めることも大切です。

転職活動中に現在の職場にバレないようにするには？

平日の休みやシフトの合間に面接日程を組むと、職場に知られることなく活動ができます。転職先には事情を伝えておくと、柔軟に日程を調整してもらえることもあります。

転職後の職場で給与や待遇が思っていたものと違った場合の対応は？

転職後に給与や条件が異なる場合は、まずは書面（求人票や内定通知書）を確認し、記載内容と相違があるかどうかを確認します。その上で、人事担当者に事実確認を行い、修正や交渉を行います。

万が一交渉が難航する場合は、労働基準監督署などの相談窓口を利用すると良いでしょう。労働基準法に基づいた対応が求められるため、相談窓口のアドバイスを受けることで対策が取れます。

まとめ

転職活動は計画的に行うことで、キャリアアップや職場環境の改善が期待できます。自己分析を行い、明確なキャリアプランを立てると、目的に合った職場を見つけやすくなります。効果的な情報収集を行い、丁寧に応募書類を準備できれば、書類選考を通過できる可能性が高いです。

面接対策までしっかりと行い、内定後もスムーズな手続きができるように、逆算して行動しましょう。

看護職としての転職活動は、キャリアアップや新しい環境での成長のチャンスです。この記事で紹介したステップを踏まえて、計画的に転職活動を進め、成功を目指しましょう。